動脈硬化検査
日本人の3大死因は、『がん』『脳血管疾患』『心疾患』です。
なかでも脳血管疾患と心疾患は、いずれも血管の壁が厚くなって弾力が失われ、血管が劣化したり狭くなってしまう『動脈硬化』が原因です。
当院では、頚動脈エコー検査と脈波検査を用いて脳や足に行く動脈の状態や血管の硬さを調べ動脈硬化の進行の度合いや生活習慣病の治療効果のチェックなどに役立てています。?
頚動脈エコー検査
超音波診断装置を使って心臓から脳につながる首の動脈(頚動脈)を調べます。
頚動脈を直接超音波で見ることで血管の厚さ、血液の流れの状態、血管が詰まりやすくなっていないかどうかなどを知ることができます。
検査は全く痛みはなく、副作用もありません。
脈波検査
手足の血圧や脈の強さを詳しく測定することで、「全身の血管の硬さ」や「足の動脈の詰まりやすさ」などを調べます。
検査自体は5分程度で済みます。
結果はすぐに出ますので、当日それをもとに、医師による説明や指導等が受けられます。